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●こんなときにはQ&A |
Q. |
夜中に突然歯が痛み出しました。 |
A. |
患部を温めないようにしましょう。甘いものや熱いもの、アルコールは控えましょう。
なるべく早く歯科医院を受診して下さい。
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Q. |
妊娠中に歯の治療は可能ですか? |
A. |
基本的にはほとんどの治療が可能です。歯科で使用するレントゲンや麻酔なども心配ありません。
できれば安定期に入ってから治療を受かられた方がより安心でしょう。
詳しくは、担当医にご相談下さい。
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Q. |
転んで歯をぶつけてしまい、歯が抜け出してしまいました。 |
A. |
完全に抜けてしまった場合は、根の部分を触らないように気を付けて汚れをサッと軽く洗い流して舌の下に入れて、速やかに歯科医院で治療を受けて下さい。
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Q. |
入れ歯が割れてしまいましたが、応急処置として接着剤で修理してもいいですか? |
A. |
接着剤を使ってしまいますと修理が困難になりますので、そのままの状態で歯科医院を受診して下さい。
仮の歯や差し歯がとれた場合も同様です。
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Q. |
歯の具合が悪いのですが、往診はしていただけますか? |
A. |
倉敷市民で歯科医院に通院できない概ね40歳以上の方は訪問健康診査を無料で受けることが可能です。引き続き診療をご希望される方は訪問した歯科医師にご相談下さい。
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Q. |
休日に突然歯が痛んできましたが、かかりつけの歯科医院はお休みなのですがどうしたらいいですか? |
A. |
倉敷在住の方は倉敷歯科衛生センターで休日診療(リンク)を受けることができます。ただし応急処置だけで継続的な治療はできません。
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Q. |
子供の永久歯がなかなか生えてきません。 |
A. |
歯の生えてくる時期には個人差があります。 詳しくは、かかりつけの歯科医院でご相談下さい。
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Q. |
永久歯が出てきているのに乳歯が残っています。 このままにしておいても大丈夫ですか? |
A. |
そのまま放置しておいてもよい場合と、乳歯を抜いた方がよい場合があります。詳しくは、かかりつけの歯科医院でご相談下さい。
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Q. |
矯正治療について相談するのは何歳くらいがいいのですか?
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A. |
気になったときに、気軽にかかりつけの歯科か、矯正歯科専門医にご相談下さい。
口の中の状態は一人一人違うので、一概に「開始は何歳から」と断定することはできません。逆に言うと矯正歯科治療はいつからでも始められるのですが、もっとも理想的なのは「顎が成長段階にある幼児期から矯正歯科医が定期的に観察していくこと」でしょう。と言うのも、歯並びや咬み合わせの問題は、歯の土台となる顎の形や大きさと切り離せないからです。
矯正歯科治療は「早期治療」と「本格治療」に分けられます。早期治療とは、乳歯の時期や乳歯と永久歯が混じり合う時期に、顎の成長を見ながら咬み合わせや顎の形などの改善を行うもの。そして、永久歯が生えそろい、顎の骨の成長がある程度予測できたところで始めるのがマルチブラケットという矯正装置を使った本格治療です。
早期治療を含め、歯科矯正治療を実際に始めた年齢となると、一般的には7〜8歳が多いでしょう。それは、ちょうど上下の前歯が生え替わり、将来の歯並びがある程度予測できることと、患者さんである子供自身に治療に対する自覚が生まれることが理由として挙げられます。しかし、顎の骨格に問題のある受け口や開咬、交叉咬合といった不正咬合は、もっと早めに治療したほうがよい場合もあり、ケース・バイ・ケースです。一度、かかりつけの歯科か、矯正歯科専門医に相談されることをおすすめします。
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Q. |
学校健診表で、不正咬合の欄に○が!いったい、どうすれば?
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A. |
この機会に、ぜひかかりつけの歯科医か、矯正歯科専門医にご相談下さい。
1995年の学校歯科健診から、歯列・咬合が新しい健診項目に加えられました。診査基準を設定するにあたって、学校歯科保健の立場から、すべての不正咬合を指摘するのではなく、将来の咀嚼機能などに影響するような不正咬合についてスクリーニングするようになったのです。
歯並びや咬み合わせの異常は、受け口、出っ歯、開咬、乱杭歯、すきっ歯などを目安に判定されます。その結果、比較的重症な不正咬合が抽出されることになりました。
とはいえ、残念ながら矯正歯科治療は、ごく一部を除いて保険の対象ではありません。つまり、名目上疾患として認められていない異常を、学校健診の項目として取り上げることには微妙な問題が生じます。しかし、健診の目的は「心身の健康に影響を及ぼす可能性のある不正咬合をスクリーニングすること」です。不正咬合の欄に○がついていても、必ずしも治療しなければならないわけではありません。ただし、この機会にかかりつけの歯科医か、矯正歯科専門医に相談し、現状とその問題点の説明を受けるのもよいでしょう。
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